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スーパードルフィーをめぐる日記と雑記
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ちょっとしたきっかけでF.S.フィッツジェラルド『マイ・ロスト・シティー』(村上春樹訳)を再読したら、昔初めて読んだころよりずっと胸に落ちる気がして、ほかの作品をあれこれと読んでいます。
フィッツジェラルドはたしか高校生のころに初めて読んで、当時も当時なりに好きだったのですが、今になってこんなにいいと思うとは。自分でも少し意外です。
また今回は、彼を取り巻く周辺の人々の自伝・評伝にも手をのばしました。ほとんどすべての作品に自伝的要素があるタイプの作家なので、下手をすると作品より本人の人生のほうがドラマティック…なのは以前から知っていましたが、周辺の人々も負けてはいません。妻のゼルダが心を病んだ果てに精神病院の火事で焼死したのは有名ですが、愛人もすごかった。
自伝ですから多少の脚色はあるだろうけれど、孤児院出身の女の子が美貌を武器に女優になり、貴族の男たちを手玉にとって社交界デビュー、アメリカにわたってジャーナリストに…って、お芝居みたいな人生で。

こんな本を読んだり、フレッド・アステアのミュージカルなんか観ていたりすると(このごろBSなどでやってますね)、20-30年代のアメリカっておとぎの国みたいに思えてきますね。もちろんそんなわけはないんですけど。

060622

画像は今さらですがメガハウスの「こぐまキッチン」。お人形に関係のない話になってしまったので、ツミホロボシ的に貼ります。
「こぐまキッチン」はこの手の食玩では久しぶりにコンプ買いしました。
こういうかわいいのが好き。リーメントのは最近生活感あふれる方向に寄りすぎてて、食指が動かないのです、私は。
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